環境ビジネス用語辞典

環境ビジネス用語辞典

2010年7月

2010年7月に関する用語の一覧ページです。

環境ビジネス用語辞典

  

eco検定

eco検定(えこけんてい)とは、2009年にスタートした検定試験のこと。正式には「環境社会検定」。東京商工会議所が主催しており、環境に関する幅広い知識、環境問題に対する人を育てることを目的としている。マークシートによる選択問題方式。
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エコカー減税

エコカー減税(えこかーげんぜい)とは環境性能に優れた自動車に対して、自動車重量税、自動車取得税などに対しての減税措置のこと。2009年4月よりスタート。電気自動車、天然ガス自動車、プラグインハイブリッドカー、ディーゼル自動車、ハイブリッドカー、低燃費・低排出ガス認定自動車などが対象となる。
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雨水利用

雨水利用(うすいりよう)とは、雨水を貯蔵してその貯蔵した雨水を植物への水やり、洗車、トイレなどのための洗浄水、防火用水などとして活用すること。特に都市部などでは、雨水利用を行う事で、都市型洪水の予防などにも効果があるとされる。もちろん、上水の無駄遣い削減にも貢献する。
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一次エネルギー

一次エネルギー(Primary Energy)とは、石油、石炭、ガスなどのように自然界に存在しており、それをそのままエネルギーとして活用できるものを指す。また、これら以外にも風力、水力、太陽熱、太陽光などの自然から得られるものも一次エネルギーと呼ばれる。
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アルベド

アルベド(albedo)とは、天体における外部からの光エネルギー(太陽からの光)の入射に対する反射の比率のことを指す。百分率(%)であらわされる単位の一つ。アルベドが大きいほど、太陽などからの光エネルギーが入ってきてもその多くが反射されてしまう。
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アルデヒド

アルデヒド(aldehyde)とは、アルデヒド基と呼ばれる特定の反応基をもつ化学物質の総称。中でもアルデヒドの一種である「ホルムアルデヒド」は接着剤、塗料などに含まれており、住宅における多くの建材に利用されてる。
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エコファースト制度

エコファースト制度とは、企業の環境保全に対する業界トップランナーとしての取り組みを促進するための制度。企業が環境大臣に対して、京都議定書の目標達成に向けた地球温暖化対策等について自分たちの取り組みを約束する制度のこと。
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環境効率

環境効率(かんきょうこうりつ)とは、環境と経済両面の孤立性を示す指標のこと。生産効率だけでなく、製品・サービスの製造・提供に関しての資源・エネルギー使用の効率化を図った上で、製品のライフサイクル全体での環境負荷を低減するという考え方のこと。環境と経済両面の効率性を示す指標である。
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エコフィード

エコフィード(Eco Feed)とは、米ぬかや調理くずといった食料残渣(しょくりょうざんさ)を活用した家畜用飼料のこと。食品廃棄物の有効利用促進の面から期待されている。一方でエコフィードの栄養品質、その安全性などについては課題もある。
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キャパシタ

キャパシタ電気二重層現象の原理を応用した蓄電池のこと。電気を電気として蓄電、放電することが可能な蓄電装置。コンデンサという名前で電子回路における電機貯蔵部品として使われており、多くの家電製品にも使われている。
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太陽熱発電

太陽熱発電(たいようねつはつでん)とは、太陽光を集光して熱源として利用する発電方法のこと。太陽光発電よりも導入費用や資材が必要ない。また燃料を用いないため燃料費などもかからない再生可能エネルギーを利用した発電方法。デメリットは広大な敷地が必要なこと。
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揚水発電

揚水発電(ようすいはつでん)とは、夜間電力(深夜電力)といった余った電力を使って、高低差のある下のダムから上のダムに水をくみ上げて、電力需要の多い時間帯(昼間)に落として発電するというもの。余剰電力を活用するという発電方法。
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夜間電力

夜間電力(やかんでんりょく)とは、電力会社などによって夜間に発電されている電力のこと。深夜電力とも呼ばれる。夜間電力は昼間に比べて電力需要が少ないこと、また化石燃料の使用割合が低いため、昼間電力よりも環境負荷が低い。
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分散型発電

分散型発電(ぶんさんがたはつでん)とは、火力発電などのように大規模な発電所で電気を作り、その電力を送電網によって送る集中型発電に対して、電気を必要な場所ですこしずつ発電して利用するという方法のこと。
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富栄養化

富栄養化(ふえいようか)とは、湖などの水が停滞する水中に窒素やリンなどの栄養塩濃度が高まることにより、そうしたものを栄養とする植物プランクトンなどの働きが活発化して異常に繁殖する現象のこと。
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波力発電

波力発電(はりょくはつでん)とは、名前の通り波の力を利用した発電方法のこと。海から陸に押し寄せてくる波の上下運動により起こる空気の流れでタービンを回して発電する方法のこと。海に囲まれている日本においては再生可能エネルギー源としても期待されている。
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燃料電池車

燃料電池車(ねんりょうでんちしゃ)とは次世代低公害車の一つとされる電気自動車(EV)のこと。水素と酸素の化学結合反応により発電し、その電力により走行する自動車のこと。排気ガスを出さず、排出するのは水素と酸素の結合によるH2O(水)だけであることから、大気汚染物質を一切排出しない自動車である。
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二次電池

二次電池(にじでんち)とは、充電によって繰り返し利用可能な電池のこと。一般的な乾電池のように使い捨ての電池を「一次電池」と呼ぶのに対して「二次電池」と呼ばれるようになった。蓄電池と呼ぶ場合もある。近年では、乾電池タイプの二次電池の性能が向上し家庭用にも流行している。
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透水性舗装

透水性舗装(とうすいせいほそう)とは、道路に振る雨水を舗装の隙間から地中へと流す機能を持つ舗装のこと。通常のアスファルト舗装の場合、雨水が表面にたまってしまい、それによる河川の増水などが問題となっていたが、透水性舗装により地中へと浸透させる。
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低公害車

低公害車(ていこうがいしゃ)とは、一般のガソリン自動車やディーゼル自動車よりも環境配慮があsれた自動車のこと。排気ガスに含まれている大気汚染物質がゼロまたは排出量が少ない、燃費性能が高いなどの特徴を持つ自動車のこと。エコカーとも呼ばれる。
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中水利用

中水利用(ちゅうすいりよう)とは、一度使った水道水を別の目的で利用すること。上水、下水でもないため中水と呼ばれる。中水はトイレの銭上水、散水、消火用水、洗車用水などの飲用以外の目的で利用される。
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地熱発電

地熱発電(ちねつはつでん)とは、地下の高温な地下水などを利用して発電する方法のこと。主に火山地帯にあるマグマだまりに地下水が触れる事で高圧な水蒸気が発生することから、この仕組みを利用して水蒸気でタービンを回して発電する方法。
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APF

APF(Annual Performance Factor)とは、通年エネルギー消費効率とも呼ばれる省エネに関する指標。ヒートポンプ技術の性能を示すCOP(成績係数・動作係数)をより実使用状態に沿ったものとするための指標。
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デシベル

デシベル (decibel:dB) とは、電気工学や振動・音響などの分野で使用される単位のこと。基準と比較して度の程度大きいかという表現で使用され、環境分野では音の大きさの単位として使われることが多い。
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代替フロン

代替フロン(だいたいふろん)とは、それまで冷媒として使われていたフロンガスの代わりとして利用される物質のこと。フロンガスと異なりオゾン層を破壊しない。一方で二酸化炭素よりもはるかに強力な温室効果ガスであることから、現在は削減対象となっている。
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水質汚濁

水質汚濁(すいしつおだく)とは、河川や湖、港湾、海などの状況が、人間の活動によって損なわれることを指す。大きく「有害物質」「水中環境悪化」「富栄養化」「濁水」などに分類することができる。日本では、環境基本法で最低限度ではない「目標」として環境基準が定められている。
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取水制限

取水制限(しゅすいせいげん)とは、少雨などによって貯水施設の貯水量が減少した際に、各官吏水道局の判断によって河川からの取水量を下げて、水の無駄遣いを減らす措置のこと。取水制限後も水不足が続いた場合は「断水」措置となることもある。
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自然冷媒

自然冷媒(しぜんれいばい)とは、自然界に存在する物質かつ冷媒となる性質を持つ物質のこと。冷蔵庫やエアコンなどの冷媒となる物質で、フロンや代替フロンに代わる物質として利用されている。近年普及が進んでいる電気給湯器「エコキュート」は自然冷媒(二酸化炭素)を利用したものとなっている。
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資源ごみ

資源ごみ(しげんごみ)とは、再資源化が可能なごみのこと。一般的には、古紙、鉄くず、アルミ、びん、電池、ペットボトルなどが挙げられる。こうした資源ごみは種類ごとに分別回収され、リサイクルされる。
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薄膜シリコン

薄膜シリコンとは、太陽電池の一種で従来の多結晶シリコン、単結晶シリコンのものと比べて使用するシリコン材や生産エネルギーを削減する目的で開発が進められている。ただし、薄膜シリコンといっても形状、形態が多数存在するため概念的に利用されている。
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合成洗剤

合成洗剤(ごうせいせんざい)とは、石油・油脂などを原料に科学的に合成された洗剤のこと。純石けんと比較して水溶性、洗浄力に優れたため洗濯機などの普及と共に広まった。主成分の界面活性剤に洗浄補助剤などを加えたもの。
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光化学スモッグ

光化学スモッグ(こうかがくすもっぐ)。工場・自動車などの排気ガスに含まれる窒素酸化物や炭化水素が日光により光反応を起こして生成された光化学オキシダントする。この空気中に停留し濃度が高くなりスモッグ状になることを光化学スモッグといい、大気汚染の一種。
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光化学オキシダント

光化学オキシダント(こうかがくおきしだんと)とは、窒素酸化物と炭化水素が光化学反抗を生じて起こる酸化性物質の総称。強力な酸化作用をもち、光化学スモッグの原因となる。夏など日射量が多く高温・無風などの条件がかさなると、光化学オキシダントやパーオキシアセチルナイトレートの濃度が高くなると状態を「光化学スモッグ」と呼ぶ。
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環境権

環境権(かんきょうけん)とは1972年のストックホルムの国連人間環境会議で採択された、ストックホルム宣言において、人間の基本的権利として明記された権利。誰もがよりよい環境を教授することができるという権利のこと。
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環境経営

環境経営(かんきょうけいえい)とは、企業が環境保全に関する取り組みを経営の方針の中に組み込んで、製品やサービスについても含めることにより地球環境への対応を組織の重要事項として具体化、行動する経営とされる。
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環境パフォーマンス評価

環境パフォーマンス評価とは、事業者などがその組織の環境に関する活動や実績などを定性的・定量的に評価するための手法のこと。英語ではEnvironmental Performance Evaluationと呼ばれその頭文字から「EPE」とも呼ばれることがある。
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環境の日

環境の日とは、環境基本法が定める日で「6月5日」のこと。これは1972年にストックホルムで開催された国連人間環境会議を記念としたもの。主旨は事業者および国民が広く環境の保全についての関心と理解を深め積極的環境保全活動を行う意欲を高めること。
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活性炭

活性炭(かっせいたん)とは、特定の物質を分離・除去・精製したりする目的で、吸着効果を高める処理をほどこした多孔質の炭素物質。ヤシがらや竹といった植物や石灰質などが用いられる。一般にはガスを使った高温炭化という手法により作られる。
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外来種

外来種(がいらいしゅ)とはそれまでその地域に生息していなかった動物や植物などが人間の活動を通じて移動し、定着し繁殖するようになった種のこと。場合によっては、在来種を外来種が駆逐することもあり、在来種絶滅などのケースもあり問題されている。
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化学物質過敏症

化学物質過敏症(かがくぶっしつかびんしょう)とは、生活環境中に存在する化学物質に接する事で、様々な健康や体調に対して異変がおこることを化学物質過敏症と呼ぶ。一般には日常生活の中で特定の化学物質に長時間接触する事で体内の耐性限界を越えて発症するとされる。
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化学的酸素要求量

化学的酸素要求量(かがくてきさんそようきゅうりょう)とは、酸素消費量とも呼ばれる指標の一つ。 Chemical Oxygen Demandの頭文字からCODとも略されることがある。水質汚濁に関する指標で、酸化剤により酸化される物質がどのくらい含まれているかを酸素の量に換算して示したもの。
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