環境ビジネス用語辞典

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冷房・暖房

冷房・暖房に関する用語の一覧ページです。

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自然冷媒

自然冷媒(しぜんれいばい)とは、自然界に存在する物質かつ冷媒となる性質を持つ物質のこと。冷蔵庫やエアコンなどの冷媒となる物質で、フロンや代替フロンに代わる物質として利用されている。近年普及が進んでいる電気給湯器「エコキュート」は自然冷媒(二酸化炭素)を利用したものとなっている。
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熱貫流率

熱貫流率(ねつかんりゅうりつ)とは、簡単に説明すると熱の伝えやすさを意味する。K値とも呼ばれる。例えば、外壁にコンクリートを使った場合と木材を使った場合の熱貫流率を比較すると圧倒的にコンクリートが高い。つまり、この場合は外壁がコンクリートの住宅は木造住宅と比較して、外の熱を通しやすいということになる。
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結露

結露(けつろ)とは、空気中に存在する水蒸気(水分)が飽和することにより水滴となること。通常住宅の室内は空気の温度よりも壁面温度の方が温度が低くなる。そのため、暖められた空気が冷たい壁面に触れる事で、飽和状態となり水滴が付く現象。
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ハイブリッドヒーター

ハイブリッドヒーター(Hybrid heater)とは、狭義には遠赤パネルヒーターとオイルヒーターの機能を持たせた電気式暖房器具のこと。広義には二種類以上の暖房器具を組み合わせた暖房器具のことを指す。複数の暖房器具を組み合わせることでそれぞれの長所と短所を組み合わせより効果的な暖房効果があるとされる。
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遠赤外線

遠赤外線(えんせきがいせん)とは、4~1000μmの電磁波。熱と勘違いしている人もいるが、遠赤外線は熱そのものではなく電磁波という電波の一種。有機物に吸収されやすく吸収される事で熱に変わる。放射伝達という方式で熱を伝えている。
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エアコン

エアコン(Air Conditioner:エアーコンディショナー)とは、ヒートポンプ技術を活用した冷暖房器具。冷媒を利用して熱交換という仕組みにより、部屋の熱を奪ったり(冷房)、外気の熱を奪い室内に還流したり(暖房)することによる空調機能を持つ冷暖房器具である。
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電気式暖房器具

電気式暖房器具(でんきしきだんぼうきぐ)とは、電気の力により熱を発する暖房器具の総称。大きく、熱を作って部屋を暖めるタイプ(蓄熱暖房、オイルヒーター、セラミックファンヒーター)、赤外線により対象を暖めるタイプ(電気ストーブ、ハロゲンヒーター、遠赤パネルヒーター)、ヒートポンプ技術(熱交換)を使ったもの(エアコン)がある。
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蓄熱ヒーター

蓄熱ヒーター(ちくねつひーたー)とは、オール電化住宅向けの電気式暖房器具。オール電化住宅の特徴である夜間の割安な電気料金を利用して、安い電気代でレンガなどの蓄熱素材をあたためておきその後昼間の間は蓄えた熱を放出する暖房器具となる。
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オイルヒーター

オイルヒーター(Oil Heater)とは、難燃性の油を電気の力であたため、ヒーターが発する輻射熱で部屋を暖めるという電気式の暖房器具。ヨーロッパで流行した暖房器具だが、近年は価格低下から日本でも普及が進んでいる。
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セラミックファンヒーター

セラミックファンヒーターとは、電気式の暖房器具の一つ。電気を使った非燃焼系暖房器具で特殊加工を施したセラミックを使ったもので、アルミに電圧をかけた上で風を通すと特殊加工されたセラミックが発熱し温風を出す仕組みとなっている。
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床暖房

床暖房(ゆかだんぼう)とは、床下に温水などを流しその熱により暖をとる暖房器具の一つ。室内で靴をぬぐ習慣がある日本人の場合、石油スーブやエアコンなどで空気を暖めても床温度が低いことにより体感温度を低く感じやすいが、こうした床暖房を使い床温度を上昇させることで、室温は比較的低い状態でも快適さを感じやすい。
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ハロゲンヒーター

ハロゲンヒーター(Harogen Heater)とは、ハロゲンランプを暖房に応用したもので、電気式暖房器具の一つ。ランプを使用しているため、スイッチを入れることですぐに暖房効果を得ることができるというのがメリットの一つとして挙げられる。
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石油ファンヒーター

石油ファンヒーターとは、暖房器具の一つ。灯油を燃焼させたことによる熱をファンにより排出するタイプの電気+灯油の暖房器具。燃費のよい灯油を使う暖房器具のため経済性が高いというメリットがある一方で、灯油の取り扱いに注意が必要な点や利用時の独特のニオイなどが問題である。
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石油ストーブ

石油ストーブ(せきゆすとーぶ)とは、石油を燃焼させる暖房器具の一つ。上部にはやかんや鍋などを載せることができるようになっているのがオーソドックスな形となっている。形状や燃焼の方式については様々なタイプがある。
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ソーラーヒートポンプ

ソーラーヒートポンプ(Solar Heat-pomp)とは、太陽熱温水器で作られる温水を給湯として直接利用するのではなく、その温水を利用して冷媒を強制循環させることにより、給湯・暖房・冷房の三つの機能を有することができる太陽熱利用機器である。
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体感温度

体感温度(たいかんおんど)とは、人が感じる温度感覚のこと。気温というのは大気(空気)の温度のことであり、人が感じる体感的な温度は、気温以外にも湿度や風速などの影響をうけて異なる。
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輻射熱

輻射熱(ふくしゃねつ:Radiant Rays)とは、遠赤外線による熱線により直接伝わる熱を指す。太陽の光の熱と同じ。最近では高気密住宅や暖房器具などで輻射熱という言葉が盛んに取り上げられている。
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セントラルヒーティング

セントラルヒーティング(Central Heating)とは、家庭内などにおいて一箇所に熱源(ボイラーなど)を設置して、その熱を暖房が必要な部屋に送るシステムのこと。中央暖房、セントラル空調などとも呼ばれる。
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