燃料・エネルギー
燃料・エネルギーの用語一覧
燃料・エネルギーに関する用語の一覧ページです。
環境ビジネス用語辞典
一次エネルギー
一次エネルギー(Primary Energy)とは、石油、石炭、ガスなどのように自然界に存在しており、それをそのままエネルギーとして活用できるものを指す。また、これら以外にも風力、水力、太陽熱、太陽光などの自然から得られるものも一次エネルギーと呼ばれる。
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分散型発電
分散型発電(ぶんさんがたはつでん)とは、火力発電などのように大規模な発電所で電気を作り、その電力を送電網によって送る集中型発電に対して、電気を必要な場所ですこしずつ発電して利用するという方法のこと。
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メタンハイドレート
メタンハイドレート(Methane Hydrate)とは、メタン(メタンガス)を中心に周囲を水分子が囲んだ固体結晶。シャーベットのような感じになっている。石油・石炭などの化石燃料と比較して燃焼時の二酸化炭素(CO2)排出量が半分程度しかないことから、地球温暖化対策としても有効なエネルギー源の一つとして期待されている。
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メタンガス
メタンガス(methane)とは、可燃性ガスの一つ。有機物の腐敗や発酵などにより発生する。用途としては燃料として利用され、都市ガスなどにも含まれている。バイオマス分野でも研究が進められており、バイオガスとして既に実用化もされている。
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エネルギー保存の法則
エネルギー保存の法則とは、ある種類のエネルギーをまた別のエネルギーに変換した場合でもそのエネルギー総量は変化しないという物理学における基本的な法則の一つ。熱力学第一法則とも呼ばれる。例えば、電気エネルギーを考えた場合、1kWhのエネルギーは860kcalでありこれは変化しない。
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バイオエタノール
バイオエタノール(Bio Ethanol) とは、バイオマスから生成されるエタノールのことを指す。エネルギー源として再生可能エネルギーに分類され、カーボンニュートラル性があるとされている。一般にはトウモロコシやサトウキビなどの植物から生成されている。
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バイオマス
バイオマス(BIomass)とは、生物量・生態量という意味を持つ。ただし、一般的には生物由来の資源を指すことが多く、バイオマスを用いた燃料をバイオマス燃料、エコ燃料などと呼ぶことが多い。バイオマスは二酸化炭素(CO2)の削減や循環型社会構築などを目標として活用が脚光を浴びている。
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熱効率
熱効率(ねつこうりつ)とは、投入する熱エネルギーをどの程度電力や仕事に変換することができるのかという割合のこと。例えば、100の熱エネルギーを投下して、実際に50の仕事をした場合の熱効率は50%ということになる。
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排熱
排熱(はいねつ)とは、別の目的で利用した熱の残りのこと。例えば、給湯時にお湯を作るために都市ガス(LPガス)を燃焼させるが、その燃焼による熱の全てが水をお湯にするエネルギーになるわけではなく、一部は使われないまま排出される。その熱のことを排熱と呼ぶ。
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発電効率
発電効率(はつでんこうりつ)とは、発電所(火力発電・水力発電・原子力発電)や太陽光発電システムなどにおいて、利用するエネルギーに対してどのくらいの割合を電気エネルギーに変換することができるのかをあらわす指標のこと。
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送電ロス
送電ロスとは、発電所で発電した電気が一般家庭や事業設備などに送る(送電)する間に一部が失われてしまうことを指す。発電所、変電所、送配電線において電力の一部が失われることを全般を指す。
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ケロシン
ケロシン(Kerosene)とは、石油の成分の一つ。ナフサよりも重く、軽油より比重は軽い。ケロシンを主成分とする燃料として「灯油」「ジェット燃料」などの石油製品が作られる。特に、灯油は成分のほとんどがこのケロシンとなっている。
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LPガス
LPガス(Liquid Petroleum Gas)とは、ブタンやプロパンなどを主成分とし、圧縮することにより常温で液化可能な気体燃料のこと。おおくの場合はプロパンガスと呼ばれることが多い。液化石油ガスとも呼ばれるが、完全な石油生成物というわけではない。
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液化天然ガス
液化天然ガス(えきかてんねんがす:Liquefied Natural Gas)とはLNGとも呼ばれる。メタンを主成分とする天然ガスを冷却し液化したもの。体積が1/600にまで小さくなるため輸送に適している。また、石油や石炭などの化石燃料と比較して燃焼時の二酸化炭素(CO2)排出量が少ないため、クリーンエネルギーの一つとして利用されている。
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太陽光発電システム
太陽光発電システム(たいようこうはつでんしすてむ:Photovoltaic power generation System)とは、太陽電池を利用して太陽の光エネルギーを電気に変換する発電システムのこと。ソーラー発電などとも呼ばれる。再生可能エネルギーの一つに分類される。
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コージェネレーションシステム
コージェネレーションシステム(Cogeneration System:Combined Heat and Power)とは、内燃機関・外燃機関の排熱を利用して、動力を取り出すことで総合的なエネルギー効率を高めるエネルギー供給システムの一つ。
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プロパンガス
プロパンガスとはLPガスとも呼ばれるガスの一種。ブタンやプロパンを主成分として圧縮することで液化した気体燃料の一つ。ガスをボンベで配送による供給をおこなう方式が利用され、一般的には都市ガスのない地域などで利用されている。
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都市ガス
都市ガス(としがす)とは、都市部において配管を通じて供給されている家庭用・工業用のガスのこと。以前は石炭ガスが用いられていたが、近年はより安全な液化天然ガス(LGN)を気化したものが供給されることが多い。比較対象として、ボンベを通じて供給されるプロパンガス(PLガス)がある。
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化石燃料
化石燃料(かせきねんりょう)とは、石油・石炭・天然ガスなどに代表される燃料資源のこと。非再生資源であり、人間の活動に必要なエネルギーの大部分をこの化石燃料に頼っている。一方で、資源自体が有限であることや化石燃料の燃焼は温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)などを排出するなどの点からも問題視されている。
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輻射熱
輻射熱(ふくしゃねつ:Radiant Rays)とは、遠赤外線による熱線により直接伝わる熱を指す。太陽の光の熱と同じ。最近では高気密住宅や暖房器具などで輻射熱という言葉が盛んに取り上げられている。
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kWh
kWh(キロワットアワー:キロワット時)とは、エネルギー、電力量の単位。kWhという単位は電力の単位であるkW(キロワット)と、時間の単位であるh(時間)を組み合わせた単位。つまり、1kWhとは、1キロワットの仕事率(電力量)を1時間続けたときの消費電力量(または発電電力量)の事を指す。
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灯油
灯油(とうゆ)とは、石油の成分の一つであるケロシンと呼ばれる物質から作られる石油製品で、主に暖房やランプなどに用いられる。原油を蒸留・精製することにより作ることができる。無色透明で特有の臭気(におい)を放つ液体。
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