環境ビジネス用語辞典

環境ビジネス用語辞典

2009年11月

2009年11月に関する用語の一覧ページです。

環境ビジネス用語辞典

  

エコジョーズ

エコジョーズとは正式には「潜熱回収型ガス給湯器」と呼ばれるガス給湯機の一つ。従来型のガス給湯器の熱効率が80%程度であったものをさらに高い95%もの熱効率を実現させた新型のガス給湯機の愛称。
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体感温度

体感温度(たいかんおんど)とは、人が感じる温度感覚のこと。気温というのは大気(空気)の温度のことであり、人が感じる体感的な温度は、気温以外にも湿度や風速などの影響をうけて異なる。
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再生可能エネルギー

再生可能エネルギー(さいせいかのうえねるぎー:Renewable Energy)とは、自然界に存在しており、かつ繰り返し起こる現象によるエネルギーを指す。例えば、太陽の光や熱などは太陽が存在する限り得られるもので、この光エネルギーや熱エネルギーを再生可能エネルギーと呼ぶ。
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化石燃料

化石燃料(かせきねんりょう)とは、石油・石炭・天然ガスなどに代表される燃料資源のこと。非再生資源であり、人間の活動に必要なエネルギーの大部分をこの化石燃料に頼っている。一方で、資源自体が有限であることや化石燃料の燃焼は温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)などを排出するなどの点からも問題視されている。
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二酸化炭素

二酸化炭素(CO2)とは、常温常圧において無色・無臭の気体。水に溶けると炭酸となり弱酸性の性質を示す。固体となると「ドライアイス」と呼ばれる。炭素分を含む燃料を燃焼させることにより発生する。地球温暖化の原因とも言われている。
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温室効果ガス

温室効果ガス(おんしつこうかがす:Greenhouse Gases)とは、大気中に存在する気体(ガス)の中でも、太陽の熱を地球にとどめて地表を暖める働きがあるガスのことを温室効果ガスと呼ぶ。温室効果ガスがあるおかげで地表の温度は一定に保たれているが量の増加による地球温暖化が危惧されている。
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チームマイナス6%

チームマイナス6%(Team-6%)とは、地球温暖化の防止を目的に、京都議定書により義務付けられた日本の温室効果ガス削減数値目標(90年比-6%)を達成するための国民的な運動のこと。05年に環境相から提唱されホームページも開設されている。
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エコアクション21

エコアクション21(Eco Action 21)とは、環境マネジメントシステムの一つ。広範な中小企業、学校、公共機関等において環境への取り組みを効果的に行うシステムを構築して、環境保全に対する目標を定め、行動するための方法。環境省が策定したエコアクション21のガイドラインに基づいた認証登録制度。
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環境マネジメントシステム

環境マネジメントシステム(EMS:Environmental Management System)とは、環境マネジメントを行う上での体制や仕組みのことをさす。代表的なものとして、環境省策定の「エコアクション21」やISOの「ISO14001」、エコステージ協会の「エコステージ」などが挙げられる。
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CSR

CSR(Corporate Social Responsibility)とは企業の社会的責任とも呼ばれる。企業は利潤の追求だけではなく、組織が与える社会に対する影響にも責任をもって、活動をする必要があるという考え方。環境に対する配慮や地域社会への貢献など幅広い分野で利用される言葉。
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ISO14001

ISO14001(アイエスオー14001)とは、国際標準化機構(ISO)が策定したISO14000シリーズの根幹部分であり、認証登録制度のこと。PDCAサイクルによって持続的な環境の改善を図ることを目指す。
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ISO14000

ISO14000(アイエスオー14000)とは、スイスにある民間の国際規格認証機構ISO(International Organization for Standardization)が1996年に発効させた国際統一基準としての環境マネジメント規格のこと。1992年の地球サミットをきっかけとして規格の策定が開始された。
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グリーン購入法

グリーン購入法(ぐりーんこうにゅうほう)とは、正式名称「国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律」。国等が商品を購入する際は、率先して再生品等の調達を行い、環境負荷の低減や持続的発展が可能な社会を構築することを推進することを目的とする。
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エコマーク

エコマーク(Eco Mark)とは、環境保全に役立ち環境に対する負荷が小さい商品のためのマークとして、財団法人日本環境協会が定めるもの。1989年に制定された。現在では国際標準化機構(ISO)環境ラベル表示のType1として運営されている。
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エコバッグ

エコバッグ(Eco Bag)とは、スーパー等の小売店に対して、消費者自身が持参する買い物袋の総称。マイバッグ運動としてエコバッグを持参することによりレジ袋をもらわないという環境保護活動の一環となる。レジ袋有料化に伴い、持参者は増加傾向にある。
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レジ袋有料化

レジ袋有料化(れじぶくろゆうりょうか)とは、2007年4月施行の改正容器包装リサイクル法により規定されたもので、一定以上レジ袋(容器包装)を消費する事業者は、レジ袋を有料化するなどの対策を採らなければならないとされている。
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マイバッグ運動

マイバッグ運動(My Bag Action)とは、スーパーなどの小売店で商品を購入する際レジ袋をもらうのではなく、持参した再利用可能な買い物袋(エコバック等)を使うようにする環境保護運動のひとつ。
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3R

3R(さんあーる)とは、ゴミを出さない(Reduce)、再利用する(Reuse)、リサイクルする(Recycle)の頭文字をとった環境活動のこと。上記の優先順位、リデュース、リユース、リサイクルの順に取り組むべき普段の行動指針を示している。
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ライフサイクルアセスメント

ライフサイクルアセスメント(Life Cycle Assessment : LCA)とは、ある製品・設備に関して製造資源の採取、製造、使用、廃棄、輸送など全ての段階を通じて環境に対して与える影響を評価する手法のこと。略称であるLCAと呼ばれることも多い。
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エネルギー収支比

エネルギー収支比(EPR : Energy Profit Ratio)とは、エネルギーを生産する設備の性能を示す指標のこと。その施設に対して直接的・間接的に投入したエネルギー量に対して、その設備が生産(または節約)するエネルギーの大きさを比にしたもの。
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電磁調理器

電磁調理器(でんじちょうりき)とは、IH調理器(IHクッキングヒーター)のこと。コイルの電磁誘導の仕組みを使い、鍋底に電流を流すことにより、金属鍋の抵抗を作り出し、その抵抗熱を使って調理を行うというもの。直接火を使わない調理器具としてオール電化住宅のコンロとして利用される。
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オールメタル対応

オールメタル対応(All Metals)とは、IHクッキングヒーターにおいて従来まで対応できなかったアルミや銅といった鍋も利用可能としたIHクッキングヒーターの機能の一つである。オールメタル対応のIHクッキングヒーターにすることで、金属製の鍋であれば全ての鍋・フライパンが利用可能となる。
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ラジエントヒーター

ラジエントヒーターとは、渦巻状のニクロム線をフラットなプレートの下に配置した調理器具。通電することでおよそ数秒間で発熱し、従来までの電気コンロ(シーズーヒーターなど)と比較しても短い時間で調理が可能となっている。ニクロムヒーターとシーズヒーターの良い点をあわせたような電気調理器具。
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高気密住宅

高気密住宅(こうきみつじゅうたく)とは、建具・天井・壁などの接合部分の隙間をできるだけ小さくすることにより住宅内部の機密性を高めた住宅のこと。隙間を減らすことで熱の損失を少なくし、冷暖房効率を高める省エネ効果と快適性を両立させることを目的とした住宅工法。
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IHサーマテック

IHサーマテックとは、IHクッキングヒーターでの利用を可能にした土鍋のこと。土鍋の底の部分をIHで利用可能なように加工した鍋のこと。一般的には土鍋風に作られていることが多い。従来の土鍋がIH調理器で利用できなかったことから作られたもの。
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売電

売電(ばいでん)とは、電力会社以外の設備で発電した電力を、各電力会社に買い取ってもらう制度のこと。一般には、家庭等において太陽光発電システムやエネファーム(家庭用燃料電池)などを通じて発電した電力のうち余剰分を電力会社に買い取ってもらう制度のこと。
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フィードインタリフ

フィードインタリフ(Feed-in Tariff)とは、固定価格買取制度とも呼ばれる助成制度。エネルギーの買取価格(タリフ)を法律により定めるというもの。代表的なものとして、太陽光発電や風力発電などによるグリーン電力を電力会社が買い取る売電価格について法律により固定し、設備を設置する者を優遇することにより、その普及を助成する制度。
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エネルギーペイバックタイム

エネルギーペイバックタイム(Energy Payback Time :EPT)とは、エネルギー生産設備の性能を示す指標の一つ。特定のエネルギー設備に対して、直接的・間接的に投入したエネルギーを、その設備が生み出すエネルギーによって回収できるまでの運転期間のこと。
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風力発電

風力発電(ふうりょくはつでん:Wind power generation)とは、自然の風のエネルギーを風車のしくみで回転エネルギーに変換し、さらにその回転エネルギーにより発電機を回すことにより電気エネルギーを生み出す発電システムのことを指す。風力は再生可能エネルギーの一種であり、これを活用する風力発電はクリーンエネルギーの一つに数えられる。
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輻射熱

輻射熱(ふくしゃねつ:Radiant Rays)とは、遠赤外線による熱線により直接伝わる熱を指す。太陽の光の熱と同じ。最近では高気密住宅や暖房器具などで輻射熱という言葉が盛んに取り上げられている。
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COP

COP(Coefficient Of Performance)とは成績係数(動作係数)とも呼ばれる冷暖房器具のエネルギー消費効率をチェックするための係数のこと。消費電力1kWに対しての冷却能力、暖房(加熱)能力を示す値のこと。
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セントラルヒーティング

セントラルヒーティング(Central Heating)とは、家庭内などにおいて一箇所に熱源(ボイラーなど)を設置して、その熱を暖房が必要な部屋に送るシステムのこと。中央暖房、セントラル空調などとも呼ばれる。
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電気温水器

電気温水器(でんきおんすいき)とは、電気ヒーター(電熱ヒーター)によりお湯を作り出す機器のこと。最近では熱交換式の温水器である「エコキュート」にオール電化住宅における主要な給湯システムとしての座を奪われたものの、設置面積が少なくて住むという利点や寒冷地でも利用可能などのメリットもある。
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オール電化

オール電化(おーるでんか)とは、一般住宅等において調理(料理)、給湯、空調(冷暖房)などにおいて使用するエネルギーを全て電気でまかなうこと。そうしたシステムの住宅のことを「オール電化住宅」とも呼ぶ。
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kWh

kWh(キロワットアワー:キロワット時)とは、エネルギー、電力量の単位。kWhという単位は電力の単位であるkW(キロワット)と、時間の単位であるh(時間)を組み合わせた単位。つまり、1kWhとは、1キロワットの仕事率(電力量)を1時間続けたときの消費電力量(または発電電力量)の事を指す。
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灯油

灯油(とうゆ)とは、石油の成分の一つであるケロシンと呼ばれる物質から作られる石油製品で、主に暖房やランプなどに用いられる。原油を蒸留・精製することにより作ることができる。無色透明で特有の臭気(におい)を放つ液体。
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IHクッキングヒーター

IHクッキングヒーターとは、電磁調理器とも呼ばれる調理器具の一つ。ガスを使うことなく、電磁誘導を利用することで鍋を直接加熱するシステムによる調理器具のこと。オール電化住宅による一般的なコンロとして利用されている。
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エネファーム

エネファーム(ENE・FARM)とは、家庭用の燃料電池の愛称。都市ガスやLPガス、灯油などから水素を抽出し、空気中に存在している酸素と反応させることにより電気を作り出すシステムのこと。水の電気分解の原理の逆を利用したもの。
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ヒートポンプ技術

ヒートポンプ技術(Heat pump)とは、外部からのエネルギーを与えて、低い温度の部分から温度の高い部分へ熱を移動させる装置とその技術の事を指す。冷房ならびに暖房としての技術として使われておりエアコンなどがその代表的な技術といえる。近年ではヒートポンプ技術を活用した電気温水器である「エコキュート」が登場し普及している。
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エコキュート

エコキュート(EcoCute)とは、正式名称「自然冷媒ヒートポンプ給湯機」のことを指す。ヒートポンプ技術を利用して空気の熱でお湯を沸かす電気給湯器(電気温水器)で冷媒として二酸化炭素を利用しているのが特徴である。
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