環境ビジネス用語辞典

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高気密住宅

高気密住宅(こうきみつじゅうたく)とは、建具・天井・壁などの接合部分の隙間をできるだけ小さくすることにより住宅内部の機密性を高めた住宅のこと。隙間を減らすことで熱の損失を少なくし、冷暖房効率を高める省エネ効果と快適性を両立させることを目的とした住宅工法。

熱損失を少なくすることで、暖房や冷房の効きを高めることができる。高気密住宅はいわゆる魔法瓶のような設計となり、一度暖めたり冷やした空気が外に逃げないために、冷暖房効率を高くすることができる。いわゆる輻射熱を利用したオイルヒーターなどの暖房効果を高めることが可能。

一方で外気との間での空気の循環が行われないために機械式の換気システムなどを導入する必要がある。十分な換気が行われなければ空気の汚染や結露(湿気)などを招く恐れがある。

1985年に国が高気密住宅・高断熱住宅の建設を奨励したことに伴い多くのハウスメーカーが高気密住宅の開発販売に注力している。

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高気密住宅に関するQ&A・クチコミ

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