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エネルギー収支比
環境ビジネス用語辞典
エネルギー収支比(EPR : Energy Profit Ratio)とは、エネルギーを生産する設備の性能を示す指標のこと。その施設に対して直接的・間接的に投入したエネルギー量に対して、その設備が生産(または節約)するエネルギーの大きさを比にしたもの。
例えば、ある太陽光発電システムを製造するのに10のエネルギーを投下したものとして、その設備が生み出す(節約する)エネルギーの総和が100だった場合、エネルギー収支比(EPR)は10ということになる。
このEPRが大きい設備ほどより効率的なエネルギー生産設備ということになる。エネルギー収支比(EPR)はこうした設備のライフサイクルアセスメントに用いられる。なおEPRの表示は例題の通り、単位の無い倍数で表すのが通常である。
なお、類似の指標としてエネルギーペイバックタイム(EPT)がある。EPTは生産に使ったエネルギーを何年で回収できるかという指標である。
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