環境ビジネス用語辞典

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エコキュート

エコキュート(EcoCute)とは、正式名称「自然冷媒ヒートポンプ給湯機」のことを指す。ヒートポンプ技術を利用して空気の熱でお湯を沸かす電気給湯器(電気温水器)で冷媒として二酸化炭素を利用しているのが特徴である。

システムとしては、従来の電気で電熱ヒーターを動かしてお湯を作るのではなく、ヒートポンプ技術により空気中の温度を圧縮して高温化することにより熱を作り出すようになっており、投入する電気エネルギーを直接熱に変換するよりも高い効率性を持つのが特徴である。(効率性が高い分少ない電気でお湯を作ることが可能となり、ランニングコスト(光熱費)を抑えることが可能となっている)

オール電化住宅における給湯システムの代表として広く利用されており、2008年10月末時点で日本国内への総出荷台数が150万台を突破した。
ヒートポンプ技術を利用することにより、エコキュートの効率性(COP)は高く、さらに電気代も夜間の割安な電気料金を利用することができるため経済性も高い。

エコキュートはヒートポンプユニットと呼ばれるエアコンの室外機と、お湯を貯めておくタンクである「貯湯タンク」で構成されている。
電気温水器と比較して構造がやや複雑であり初期費用が高額であったり、井戸水が使えない(井戸水対応タイプも登場。)、一部寒冷地ではエコキュートの効率が落ちたりするなどのデメリットもあるものの、電気温水器の数分の1の電気代で済むという高い経済性からオール電化住宅における主要な給湯機の座を獲得している。

追加技術として、貯湯の過程において、エコキュートにより作ったお湯を床暖房として利用できるシステムも存在するが、その分機器代金も割高となる。

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