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燃料電池・エネファーム・ガス
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エネファーム
環境ビジネス用語辞典
エネファーム(ENE・FARM)とは、家庭用の燃料電池の愛称。都市ガスやLPガス、灯油などから水素を抽出し、空気中に存在している酸素と反応させることにより電気を作り出すシステムのこと。水の電気分解の原理の逆を利用したもの。
発電の際は副産物として排熱が行われるが、エネファームでは発電時の排熱を給湯システムとして利用している。つまり、エネファームは発電と給湯を同時に行うことができる家庭用コージェネレーションシステムである。
従来のガス給湯機(エコジョーズなど)やエコウィルなどと比較すると、機器が高額(2009年1月発表の機器価格は約350万円)となっており、現時点では政府からの補助金・助成金を加えても設置主に対して大きな負担となる点がデメリットとして挙げられるものの、発電による排熱を効果的に利用できるという点でエネルギー利用効率が高い上、自宅で発電するため送電ロスも無い高効率なエネルギー設備といいえる。
将来的には家庭用のエネルギーシステムとして重要な役割を担うことが期待される。現在での出力は発電出力750W†1,000W程度、排熱出力1,000W†1,300W程度。
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