環境ビジネス用語辞典

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灯油

灯油(とうゆ)とは、石油の成分の一つであるケロシンと呼ばれる物質から作られる石油製品で、主に暖房やランプなどに用いられる。原油を蒸留・精製することにより作ることができる。無色透明で特有の臭気(におい)を放つ液体。

引火性はあるものの、引火点は40度以上と常温よりも高いため、ガソリンなどと比べて取り扱いがやや容易であることから、家庭用の暖房器具(ストーブ・ファンヒーターなど)の熱源や給湯機、燃料電池の燃料などとしても利用される。

なお、灯油を冬季の暖房用として利用する場合、シーズンをまたいで利用すると灯油の成分が変質していることがある。そのまま利用するとバーナー部分などを傷めてしまう恐れがあるため、原則として灯油の長期持越しはするべきではない。
変質をチェックする場合は、灯油を透明のカップなどに入れてみて色が付いていないか?またニオイが灯油独特のものでなく、酸っぱいニオイがしないかをチェックすると良い。どちらかに当てはまる場合は灯油が変質している恐れがある為使用してはならない。

灯油の変質を予防するためには、風通しのよい直射日光が当たらない場所で灯油の専用容器に入れておくことが大切である。

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