環境ビジネス用語辞典

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COP

COP(Coefficient Of Performance)とは成績係数(動作係数)とも呼ばれる冷暖房器具のエネルギー消費効率をチェックするための係数のこと。消費電力1kWに対しての冷却能力、暖房(加熱)能力を示す値のこと。省エネ法にも採用されている概念。

冷暖房機器の性能を示す指標として広く利用されており、機器やカタログなどにもCOPがどの程度かが記載されている。

冷房能力(kW)÷冷房消費電力(kW)=冷房COP
暖房能力(kW)÷暖房消費電力(kW)=暖房COP

上記のように計算することができる。つまり、COPは使ったエネルギーに対してその何倍の冷暖房としての能力を発揮したのか?ということになる。

例えば、暖房の場合電気を使ってヒーターで暖める場合、電気を熱に帰る場合、1kWの電気を使うことで得られる熱量は860kcalになるので、電熱ヒーターによる発熱は1kWあたり860kcalにしかならないということになる。(エネルギー保存の法則

一方でヒートポンプ技術を利用すれば、空気を直接暖める(冷やす)のではなく、熱交換により冷暖房を行うため効率的な発熱(冷房)が可能である。(しくみについては「ヒートポンプ技術」のページをご覧ください)

例えばCOPが5という場合は、1kWの電気消費で860kcal×5=4300kcalの熱量を生み出すことができる。要するにCOPが高い製品ほど、効率的(省エネルギー)で熱を作り出すことができるということになる。
家庭におけるCOPが関係する製品としては「エアコン(冷暖房)」「冷蔵庫」「エコキュート(給湯器)」などが代表的。

ちなみに、気候変動枠組条約締結国会議のこともCOPと呼ぶが、これとは全くの別物である。

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