環境ビジネス用語辞典

環境ビジネス用語辞典

2010年6月

2010年6月に関する用語の一覧ページです。

環境ビジネス用語辞典

  

HIT(太陽電池)

HIT(Heterojunction with Intrinsic Thin-l...
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多結晶シリコン

多結晶シリコン(たけっしょうしりこん)とは、太陽電池の中でも結晶の粒が数ミリ程度のもの。単結晶シリコンと比較して発電効率は落ちるものの、生産に必要なエネルギー比(エネルギー収支、EPT、GEG排出量など)で見れば単結晶シリコンの太陽電池よりも優れる。
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単結晶シリコン

単結晶シリコン(たんけっしょうしりこん)とは、高純度のシリコン単結晶ウエハーを半導体の基板として使用する太陽電池モジュールの種類。技術的に最も古く成熟している。多結晶シリコンやアモルファスシリコンなどを使った太陽電池と比較して発電効率が高いというメリットがある一方で、製造工程が複雑なため高価である。
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アモルファスシリコン

アモルファスシリコン(amorphous silicon)とは、ケイ素を主体とする非結質半導体。太陽電池などに応用されており、単結晶シリコン・多結晶シリコンなどと比較して、エネルギーギャップが大きく、光吸収係数が高い、製膜が簡単などの特徴を持ち、次世代太陽電池の素材として期待されている。
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気候変動枠組条約締結国会議

気候変動枠組条約締結国会議(きこうへんどうわくぐみじょうやくこくていけつこくかいぎ)とは、COPとも略される会議のこと。地球温暖化問題に対する国際的な枠組みなどを設定する条約のことを指す場合もある。温室効果ガス(二酸化炭素、メタンガスなど)の増加を人類共通の課題として温室効果ガスの安定化、将来の気候を保護することを目的とする。
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黄砂

黄砂(こうさ)とは、中国を中心にした東アジア内陸部の砂漠(タクラマカン砂漠、ゴビ砂漠や黄土高原など)の砂が砂嵐などによって上空に巻き上げられて、春の時期に東アジアの広範囲にわたって飛来する現象のこと。日本においても黄砂は飛来する。
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塩害

塩害(えんがい)とは、塩分により農作物、植物、鉄、コンクリートなどの施設が潮風などにより害を受けることを指す。また、土壌汚染として農業の場合、土壌に塩分が集積することで、序章環境が深刻なダメージを受けることもある。
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塩化ビニール

塩化ビニール(略:塩ビ)とは、塩化ビニールの原料。フィルム等の包装、トレイ、容器、ラップ、衣料品など様々な製品に活用されている。ポリ塩化ビニールを不完全燃焼させると、有害なダイオキシンが生成される可能性が指摘されている。
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ラムサール条約

ラムサール条約(Ramsar Convention)とは、湿地の保存に関する国際条約のこと。1975年12月発効。ちなみに、日本における正式名称は「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」。1971年にイランのラムサールで開催された国際会議で採択された。
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メタンハイドレート

メタンハイドレート(Methane Hydrate)とは、メタン(メタンガス)を中心に周囲を水分子が囲んだ固体結晶。シャーベットのような感じになっている。石油・石炭などの化石燃料と比較して燃焼時の二酸化炭素(CO2)排出量が半分程度しかないことから、地球温暖化対策としても有効なエネルギー源の一つとして期待されている。
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メタンガス

メタンガス(methane)とは、可燃性ガスの一つ。有機物の腐敗や発酵などにより発生する。用途としては燃料として利用され、都市ガスなどにも含まれている。バイオマス分野でも研究が進められており、バイオガスとして既に実用化もされている。
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マングローブ

マングローブ(Mangrove)とは、熱帯・亜熱帯地方の汽水域に生息する植物の総称。近年では、マングローブが海水の水質浄化に対する役割が非常に高いことや、マングローブの林がエビ・カニなど様々な水生生物の繁殖、生息の場となっていることがわかり、マングローブ林の再生などの取り組みが行われている。
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フロンガス

フロンガスとは、オゾン層の破壊などを引き起こす化学物質の総称。正式には、クロロフルオロカーボンと呼ばれる。無色、無臭、不燃という科学的に安定しているという特徴からエアコンや冷蔵庫などの冷媒や、電子部品の洗浄などに多く利用されてきた。
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バラスト水

バラスト水(Ballast Water)とは、船舶の重しとして用いられる水のこと。船が航海する際、例えば行きは無積載、帰りは荷物を積載するという場合、出発の際に重さ(重量)が不足するため出航地の港の海水などを積み込み、塔着地で排出される。
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ダイオキシン

ダイオキシン類(dioxins)とは、ポリ塩化ジベンゾパラジオキシン、ポリ塩化ジベンゾフランの総称。これらは塩素を含む物質を不完全燃焼させた場合などに発生し、それぞれが毒性を示す。発がん性がある物質とされ、マウスに対する動物実験では催奇性(奇形を生じさせる性質)が確認されている。
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グリーン配送

グリーン配送とは、物流サービスにおいて排気ガスなどの排出量が少ない自動車などを使用する配送のことを指す。低公害車(ハイブリッドカーなど)を使っての運送や、電気自動車(EV)、天然ガス自動車の利用などのほか、アイドリングストップを行う運送についてもグリーン配送に含まれる。
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ゴミ発電

ゴミ発電とは、廃棄物エネルギー活用手段の一つ。ゴミを焼却処分する際の余熱を利用して発電するという方法のこと。廃棄物の中でもリサイクルやリユースができないものについては処分する際にエネルギー回収をすることで循環資源として活用する方法のこと。
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エコファンド

エコファンド(Eco Fund)とは、投資信託の一種。投資信託の中でも、環境に対して貢献している企業や環境技術の研究開発を行っている企業の株に投資しているファンドのことを指す。そうした企業の株を投資信託を通じて投資することで、当該企業を間接的に応援することができるファンドとして注目されている。
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エコクッキング

エコクッキング(Eco Cooking)とは、東京ガスが提唱する省エネを考えた調理法のこと。食べ物やエネルギーを無駄にしないようにしたり、水の使用量を節約したり、ゴミを減らしたりすることで、環境に配慮した料理をしようという活動のこと。
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エネルギーダイエット

エネルギーダイエット(Energy Diet)とは、要するにエネルギーの消費量をダイエット(減量)しましょうという意味で使われる。省エネ活動などとほぼ同じ意味で使われる。一時期東京都が、エネルギーの消費量を計算するための「環境家計簿」を作成したことがきっかけ。
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エコマネー

エコマネー(Eco Money)とは、国家(中央銀行)が発行する通貨ではなく、特定の地域コミュニティで利用可能な地域通貨のこと。ちなみに、エコロジーマネーの略だと思っている人が多いが、このエコには「エコロジー」と「エコノミー」、「コミュニティ」の三つが一体となった地域通貨という意味を持つ。
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砂漠化

砂漠化(さばくか)とは、もともとは植物に覆われていた土地が砂漠になっていく現象の事を指す。砂漠地帯という意味ではなく、植物を育てたり農業を営むのに不適な土地という意味である。また、自然現象で上記が起こる場合ではなく、人間の生産活動などにより引き起こされるものを指す。対義語は緑化。
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熱損失係数

熱損失係数(ねつそんしつけいすう:Q値)とは、住宅における断熱性能を数値により示したもの。Q値が小さいほど断熱性能が高いということになる。熱損失係数の計算方法は外壁、天井、床などによる熱損失量を計算し、各部の損失量を合計したものを述べ床面積で割ることで計算できる。
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次世代省エネルギー基準

次世代省エネルギー基準とは、「住宅に係るエネルギーの使用の合理化に関する建築主の判断と基準」「同設計及び施工の指針」のことを指す。平成11年省エネルギー基準とも呼ばれ、日本の住宅における省エネルギー性能を高めるために定められた基準のこと。
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分別収集

分別収集(ぶんべつしゅうしゅう)とは、ゴミ・廃棄物の処分やリサイクルなどをやりやすくするために、材質・特徴ごとに廃棄物を分類して収集すること、またはそのシステムの事を指す。以前までは廃棄物は「可燃」「不燃」程度の分類しかなかったもの、古紙、プラスティック、乾電池、蛍光灯などのように、分類して廃棄するようになった。
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リサイクルマーク

リサイクルマークとは、リサイクル識別表示マークとも呼ばれるしるしのこと。当該製品がリサイクル可能かどうかを判別するためのマークで、1991年に再生資源利用促進法によりスチール缶やアルミ缶にリサイクルマークが義務付けられている。
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クリーンエネルギー

クリーンエネルギー(Clean Energy)とは、電気、熱などに変えても二酸化炭素、窒素酸化物などの有害物質を排出しない(または少ない)エネルギーのこと。一般的には自然エネルギーである太陽光発電システム、太陽熱温水器、水力発電、風力発電、地熱発電などが挙げられる。また化石燃料の中でも、有害物質の発生がすくない天然ガスも、石油と比較してクリーンエネルギーと呼ばれることがある。
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排出量取引

排出量取引(はいしゅつりょうとりひき)とは、地球温暖化の原因とされる二酸化炭素の排出量を減らすため、Co2の排出超過分、不足分などを国や企業などが市場(マーケット)において取引する仕組みのこと。日本では2008年からこの排出量取引制度についての試行的運用が行われている。
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絶滅危惧種

絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ)とは、名前の通り絶滅の危機に瀕している生物・生物種のこと。世界的に増加傾向にあり、自然保護機関である「国債自然保護連合(IUCN)」では、絶滅の危機にある動物、植物を「レッドリスト」として作成している。
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循環資源

循環資源(じゅんかんしげん)とは、廃棄物等のうち役に立つもののこと(循環型社会形成推進基本法)。廃棄物については、再使用(リユース)、再生利用(リサイクル)、熱回収の順番で循環的に利用していくべきというもの。この原則に基づいて廃棄物は分野ごとに再使用・再生利用・熱回収される。
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