環境ビジネス用語辞典

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電気・電力

電気・電力に関する用語の一覧ページです。

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スマートシティ

スマートシティ(Smart City)とは環境配慮型都市ともよばれる、環境性能を高めたビル・住宅・工場等を組み合わせた地域。太陽光発電システム、太陽熱李少、蓄電池、カーシェアリングなどを活用しながら、エリア全体での電力使用量の削減、融通、ピークシフトなどを行うプロジェクト。
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キャパシタ

キャパシタ電気二重層現象の原理を応用した蓄電池のこと。電気を電気として蓄電、放電することが可能な蓄電装置。コンデンサという名前で電子回路における電機貯蔵部品として使われており、多くの家電製品にも使われている。
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太陽熱発電

太陽熱発電(たいようねつはつでん)とは、太陽光を集光して熱源として利用する発電方法のこと。太陽光発電よりも導入費用や資材が必要ない。また燃料を用いないため燃料費などもかからない再生可能エネルギーを利用した発電方法。デメリットは広大な敷地が必要なこと。
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揚水発電

揚水発電(ようすいはつでん)とは、夜間電力(深夜電力)といった余った電力を使って、高低差のある下のダムから上のダムに水をくみ上げて、電力需要の多い時間帯(昼間)に落として発電するというもの。余剰電力を活用するという発電方法。
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夜間電力

夜間電力(やかんでんりょく)とは、電力会社などによって夜間に発電されている電力のこと。深夜電力とも呼ばれる。夜間電力は昼間に比べて電力需要が少ないこと、また化石燃料の使用割合が低いため、昼間電力よりも環境負荷が低い。
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分散型発電

分散型発電(ぶんさんがたはつでん)とは、火力発電などのように大規模な発電所で電気を作り、その電力を送電網によって送る集中型発電に対して、電気を必要な場所ですこしずつ発電して利用するという方法のこと。
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波力発電

波力発電(はりょくはつでん)とは、名前の通り波の力を利用した発電方法のこと。海から陸に押し寄せてくる波の上下運動により起こる空気の流れでタービンを回して発電する方法のこと。海に囲まれている日本においては再生可能エネルギー源としても期待されている。
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地熱発電

地熱発電(ちねつはつでん)とは、地下の高温な地下水などを利用して発電する方法のこと。主に火山地帯にあるマグマだまりに地下水が触れる事で高圧な水蒸気が発生することから、この仕組みを利用して水蒸気でタービンを回して発電する方法。
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APF

APF(Annual Performance Factor)とは、通年エネルギー消費効率とも呼ばれる省エネに関する指標。ヒートポンプ技術の性能を示すCOP(成績係数・動作係数)をより実使用状態に沿ったものとするための指標。
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NAS電池

NAS電池(なすでんち)とは、ナトリウム硫黄電池のこと。二次電池であり、特に大規模な電力を貯蔵する能力が高い。そのため、スマートグリッド(次世代送電網)における電力貯蔵用の電源としても期待されている。
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スマートグリッド

スマートグリッドとは、次世代送電網と呼ばれるもの。電力の需要と供給を自動的に調整することにより電力供給を最適化する電力網のこと。既存の送電網は大規模な発電所で電力を作り出し、需要のピークに合わせた容量設計となっている。
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ニクロムヒーター

ニクロムヒーターとは、ニクロム線を利用した電気式の調理器具のこと。コイル状にしているニクロム線を円状にしたもので、通電することによりすぐに赤熱化して調理に使える。現在は多くのものが、卓上用のちょっとした電気コンロとして使われることが多い。
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シーズヒーター

シーズヒーターとは、家庭用電気料理器具の一種。金属製のパイプにコイル状の発熱線を入れ、絶縁性と熱伝導性を持つ素材を充填したもの。通電させることにより赤熱するもので、振動や衝撃にも強く、また環境の変化にも強いという特徴を持つ。
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LEDランプ

LEDランプとは、LED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)技術を利用したランプのこと。照明として省エネかつ高輝度、長寿命のランプとして近年実用化が進んでいる。2009年には従来の白熱電球等のソケット(口金)に装着可能なタイプも登場しており価格面も下がってきている。
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しんきゅうさん

「しんきゅうさん」とは環境省が提供するWebサイト。省エネ製品買換ナビゲーションとして無料で利用できる。照明(ランプ)、エアコン、冷蔵庫、テレビなどの家電製品を現在のものから、省エネ性能の高いものに切り替えた場合のCO2(二酸化炭素)排出量の削減量などがシミュレーションできる。
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従量電灯

従量電灯(じゅうりょうでんとう)とは、電力会社の契約プランの一つで、最もオーソドックスな契約プランのこと。従量電灯契約とも呼ばれる。使用するA(アンペア)の大きさにより基本料金が異なり、使用電力量に応じて電気代が発生する。
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時間帯別電灯契約

時間帯別電灯契約(じかんたいべつでんとうけいやく)とは、電力会社が提供している電気料金の単価を使用する時間帯によって変更するタイプの契約のこと。オール電化住宅に認められる「季節別時間帯別電灯」とは異なり、時間帯のみで料金が変わりオール電化(エコキュートや電気温水器等)の導入が必須でないことも多い。
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季節別時間帯別電灯

季節別時間帯別電灯(きせつべつじかんたいべつでんとう)とは、電力会社が提供している電気代プランの一つ。季節や時間帯により使用する1kWhあたりの電気代単価を変えるという契約。主に、新や電力の利用が多いオール電化住宅で利用される。
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水力発電

水力発電(すいりょくはつでん)とは、ダム等において高い場所から落ちてくる水の力で水車を回転させ、その力で電力をつくるシステムのこと。水量および水の落下する高低さがあるほど多くの電力を得ることができる。
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火力発電

火力発電(かりょくはつでん)とは、石油や天然ガスなどの燃料を燃焼させ、その熱エネルギーを電気に変換することによる発電方式を指す。日本においては1970年代までは燃料として石油が大半を占めていたが、09年現在では石炭、天然ガスのりようが多く、石油はわずか15%程度となっている。
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深夜電力

深夜電力(しんやでんりょく)とは深夜の時間帯に発電される(または供給される)電力の事を指し、一般には、この時間帯に供給される割安な価格での電気料金のことをいう場合が多い。深夜の時間帯は電力供給量が過剰なため、電気が余っている。ちなみに、深夜電力ではなく、夜間電力という表現がされる場合もある。
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アンペア

アンペア(ampere:記号「A」)とは、電流のこと。消費電力を決める要素の一つ。消費電力=アンペア(電流)×ボルト(電圧)で決定される。日本の場合、電力会社は家庭に送電する際の最大アンペアを決めており10Aから70Aまでの契約プランが提供されている(オール電化優遇プランを除く)。
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待機電力

待機電力(たいきでんりょく)とは、家電製品が電源を切っている状態で消費する消費電力のこと。例えば、ビデオレコーダーなどは予約機能やリモコン入力時の操作に備えるために、電源を入れていない状態でも電気を消費している。
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消費電力

消費電力(しょうひでんりょく)とは、電気回路で実際に消費された電力の大きさのこと。電力×電圧で求めることができる。表記は「W(ワット)」。なお、Wとは瞬間的な消費電力の大きさのことを指しており、電力量としてはWh(ワットアワー)やkWh(キロワットアワー)を用いる。
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マイカー規制

マイカー規制(まいかーきせい)とは、自然公園などで取られる規制の一つ。自動車での観光地へのアクセスを一部規制することにより周辺環境の改善を図ることを目的としている。公共交通機関以外の自動車の乗り入れを禁止するものから、駐車を制限するなど様々なものがある。
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太陽光サーチャージ

太陽光サーチャージ(たいようこうさーちゃーじ)とは、平成21年11月の太陽光発電システム導入にともなう売電価格の引き上げならびに、固定価格買取制度(フィードインタリフ)の導入に伴い、設定されているサーチャージ(割増料金)のこと。太陽光発電促進付加金とも呼ばれる。
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熱効率

熱効率(ねつこうりつ)とは、投入する熱エネルギーをどの程度電力や仕事に変換することができるのかという割合のこと。例えば、100の熱エネルギーを投下して、実際に50の仕事をした場合の熱効率は50%ということになる。
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燃料電池

燃料電池(ねんりょうでんち:fuel cell)とは、電気化学反応により電力を得る電池の一種。一般的な一時電池(乾電池など)や蓄電池(二次電池)とは異なり、水素と酸素を供給することで電力を取り出すことが可能な化学電池の一種。
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リチウムイオン電池

リチウムイオン電池(Litium ion battery)とは、電解質中のリチウムイオンが電気伝導をニなる電池のこと。一般には蓄電池(二次電池)として使われるリチウムイオン二次電池のことを指す。高い電圧とエネルギー密度が高いのが特徴。
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蓄電池

蓄電池(ちくでんち)とは、二次電池とも呼ばれる電池の一種。充電することにより電気を蓄えることができ、一度消費しても充電することにより再度電池として使用することができるタイプの電池を指す。充電池とも呼ばれる。
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電気自動車

電気自動車(Electric Vehicle : EV)とは、モーターを動力として動く自動車のこと。名前の通り電気エネルギーで走行する。走行中に排気ガスを排出しない他、ガソリン車と比較して騒音も少ないのが特徴である。
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発電効率

発電効率(はつでんこうりつ)とは、発電所(火力発電・水力発電・原子力発電)や太陽光発電システムなどにおいて、利用するエネルギーに対してどのくらいの割合を電気エネルギーに変換することができるのかをあらわす指標のこと。
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送電ロス

送電ロスとは、発電所で発電した電気が一般家庭や事業設備などに送る(送電)する間に一部が失われてしまうことを指す。発電所、変電所、送配電線において電力の一部が失われることを全般を指す。
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