環境ビジネス用語辞典

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NAS電池

NAS電池(なすでんち)とは、ナトリウム硫黄電池のこと。二次電池であり、特に大規模な電力を貯蔵する能力が高い。そのため、スマートグリッド(次世代送電網)における電力貯蔵用の電源としても期待されている。

例えば、現在の発電においては、昼間のピーク需要時間帯に合わせてその需要量に応じて発電設備を作っているが、発電量>需要量となっている時間帯には需要量と発電量の差である余剰電量をNAS電池に貯蔵しておき、需要量が多くなる時間帯にNAS電池へ蓄電しておいた電力を使うことにより、ピーク時間帯の発電能力を引き下げることが可能となる。
また、電力の供給施設を分散化させる事で停電などのリスクに対する備えにもなる。

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