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排熱
環境ビジネス用語辞典
排熱(はいねつ)とは、別の目的で利用した熱の残りのこと。例えば、給湯時にお湯を作るために都市ガス(LPガス)を燃焼させるが、その燃焼による熱の全てが水をお湯にするエネルギーになるわけではなく、一部は使われないまま排出される。その熱のことを排熱と呼ぶ。
こうした排熱はエネルギーの無駄となるため、多くの省エネ設備ではこうした排熱を利用した機器が活用されている。例えばガス給湯機におけるエコジョーズは従来のガス給湯器の熱効率が80%(換言すると、20%が排熱されていた)を95%にまで高めることができた。
これは、排熱されていた20%分の熱を再利用することで排熱を大きく減らすことができたためである。
このほかにも、排熱を利用して電力を作ったり、発電過程での排熱を使い給湯に利用するなど様々なコージェネレーションシステムも開発されている。家庭レベルではなく、例えばゴミ焼却場で出る熱を利用して温水プールを作るというのも廃熱利用の一種である。
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