環境ビジネス用語辞典

環境ビジネス用語辞典

2010年4月

2010年4月に関する用語の一覧ページです。

環境ビジネス用語辞典

  

ユニバーサルデザイン

ユニバーサルデザイン(Universal Design)とは、文化や言語、男女、年齢、障害などを問わずに利用することができる施設や製品の設計のことを指す。こうした機能を持たせた製品自体を指す場合もある。
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分電盤

分電盤(ぶんでんばん)とは、住宅や施設などで電器を安全に使用するためのブレーカーなどをまとめた箱のこと。漏電ブレーカー、安全ブレーカーなどを備えている。住宅用の場合は電流制限となるアンペアブレーカーも取り付けられる。
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ビルトイン

ビルトイン(Built in)とは、造り付け・はめ込み型などという意味がある。家電製品などについては、システムキッチンにおける食器洗い洗浄機やIHクッキングヒーター(ガスコンロ)、オーブンなどが代表的。
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熱貫流率

熱貫流率(ねつかんりゅうりつ)とは、簡単に説明すると熱の伝えやすさを意味する。K値とも呼ばれる。例えば、外壁にコンクリートを使った場合と木材を使った場合の熱貫流率を比較すると圧倒的にコンクリートが高い。つまり、この場合は外壁がコンクリートの住宅は木造住宅と比較して、外の熱を通しやすいということになる。
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自然換気

自然換気(しぜんかんき)とは、自然の力(温度差・風圧など)を利用して換気を行うこと。また、単に窓やドアを開けるなどして行われる換気を指す。自然の力を利用した換気方法を「パッシブ換気」とも呼ばれる。省エネルギーで行える換気手法だが、安定した換気能力を得るのは難しい。
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24時間換気システム

24時間換気システムとは、ファンなどの機械を使い、空気を強制的に循環させるシステムのこと。高気密住宅のように、気密性が高い住宅では、総じて自然換気が難しい。そのため、一定以上の高気密・高断熱住宅については、0.5回/hの換気規制が法令により定められている。
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デジタル家電

デジタル家電(Digital Home Appliance)とは、デジタル信号、デジタルデータを下に情報のやり取りをおこなう家電製品のこと。情報家電とも呼ばれる。コンピュータ(マイコン)制御の家電製品や家庭内ネットワーク、インターネット関連サービスなどが広義なデジタル家電とされる。
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植物工場

植物工場(Plants Plant)とは、室内空間において植物(主に野菜など)を生産するシステム又は設備のこと。閉鎖的な環境で太陽光を使わないものと、太陽光と人工光を併用するタイプの二つがある。人工光(太陽光)を使い、水分・栄養は培養液から供給する。
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エコプロダクツ

エコプロダクツ(Eco Products)とは、環境配慮型の製品のこと。特に、毎年12月に開催されているエコプロダクツ展が有名。素材や設計、製造、廃棄などの製品のライフサイクルにおいて環境負荷を少なくしたものから、グリーン電力、分散型電源(スマートグリッド)まで幅広い商品が当てはまる。
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エコビジネス

エコビジネス(Eco Business)とは環境分野(特に環境の保全や保護、改善など)に関連するビジネス(事業)全般を指す。範囲は多岐に渡り、環境浄化事業、公害防止装置、省エネ製品の開発、リサイクル関連事業、環境アセスメントサービス(環境調査・監査)、エコビジネスへの投資も広くエコビジネスとされる。
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産業廃棄物

産廃と呼ばれることもある。特に、人の健康や生活環境へ被害を与えるおそれがあるものは「特別管理産業廃棄物」と呼ばれる。中でも廃ポリ塩化ビフェニル、ポリ塩化ビフェニル汚染物、廃石綿、ばい塵などは特定有害産業廃棄物とされる。
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緑のカーテン

緑のカーテン(みどりのかーてん)とは、壁面緑化のように植物を建物の外側で育てることにより建築物の断熱性や建物温度上昇を抑制する省エネ活動のこと。一般には家庭などでおこなわれるごく小規模なものを指すことが多い。
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壁面緑化

壁面緑化(へきめんりょくか)とは、名前の通り建物の外壁部分を緑化することを指す。屋上緑化の外壁版とも言える。壁面にツタ類の植物を這わせるなどが一般的。建物の断熱性を高めるだけではなく、ヒートアイランド現象の改善効果や防音効果などもあるとされる。
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屋上緑化

屋上緑化(おくじょうりょくか)とは、建物の断熱性向上や都市部におけるヒートアイランド現象の予防・緩和のために、屋根・屋上に植物を植えて緑化することを指す。また、似たものに、壁面(外壁)を緑化する壁面緑化といものもある。
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NAS電池

NAS電池(なすでんち)とは、ナトリウム硫黄電池のこと。二次電池であり、特に大規模な電力を貯蔵する能力が高い。そのため、スマートグリッド(次世代送電網)における電力貯蔵用の電源としても期待されている。
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スマートグリッド

スマートグリッドとは、次世代送電網と呼ばれるもの。電力の需要と供給を自動的に調整することにより電力供給を最適化する電力網のこと。既存の送電網は大規模な発電所で電力を作り出し、需要のピークに合わせた容量設計となっている。
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貯湯タンク

貯湯タンク(ちょとうたんく)とは、電気温水器やエコキュート、エネファームなど、お湯を使うときに作るのではなく、貯めておいたものを使うタイプの給湯システムで利用するお湯を貯めておくタンクのこと。通常、お湯を貯めておくと、お湯の熱が外に逃げ出す事で非効率となるが、エコキュートや電気温水器は割安な深夜電力でお湯を作っておくため、昼間にお湯を沸かすよりも電気代等のコストは安い。
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シックハウス症候群

シックハウス症候群(Sick House Syndrome)とは、住宅などで起こる倦怠感やめまい、呼吸器異常などの症状・体調不良の総称。住宅に由来する健康被害の総称であり、特定の病気という意味ではない。通常は住宅内の空気が問題となることが多い。高気密住宅のように高気密高断熱の住宅が増加したことも症例増加の原因とされる。
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ニクロムヒーター

ニクロムヒーターとは、ニクロム線を利用した電気式の調理器具のこと。コイル状にしているニクロム線を円状にしたもので、通電することによりすぐに赤熱化して調理に使える。現在は多くのものが、卓上用のちょっとした電気コンロとして使われることが多い。
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シーズヒーター

シーズヒーターとは、家庭用電気料理器具の一種。金属製のパイプにコイル状の発熱線を入れ、絶縁性と熱伝導性を持つ素材を充填したもの。通電させることにより赤熱するもので、振動や衝撃にも強く、また環境の変化にも強いという特徴を持つ。
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結露

結露(けつろ)とは、空気中に存在する水蒸気(水分)が飽和することにより水滴となること。通常住宅の室内は空気の温度よりも壁面温度の方が温度が低くなる。そのため、暖められた空気が冷たい壁面に触れる事で、飽和状態となり水滴が付く現象。
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高気密高断熱

高気密高断熱(こうきみつこうだんねつ)とは、住宅建築の際に気密性を高めた上で断熱性能も高めるという住宅のこと。従来の日本式の住宅は機密性が低い住宅が多かったが、近年ではエアコンの普及や受託の欧米化などにより高気密高断熱住宅が増えている。
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複層ガラス

複層ガラス(ふくそうがらす)とは、2枚のガラスを張り合わせ、さらにそのガラスとガラスの間に空気の層を作っている1枚のガラスサッシのことを指す。見た目は一般の窓ガラス(単層ガラス)と代わらないが、高い断熱効果や結露の予防効果などがある。
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二重サッシ

二重サッシとは、窓のサッシを二重とするもの。通常は、通常利用するサッシの内側にもう一枚サッシを追加する事で、断熱効果、防音(遮音)効果を高めるサッシのこと。複層ガラスとも近いが複層ガラスはガラスを張り合わせている1枚のサッシであるのに対して、二重サッシはサッシが2枚となる。
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ライフサイクルコスト

ライフサイクルコスト(Life cycle cost)とは、製品・建築物・機器などの費用を「調達」「製造」「使用」「廃棄」までのすべての段階を通じて考えるもの。日本語にすれば生涯費用などとも呼ばれる。頭文字からLLCとされることが多い。
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ソーラーパネル

ソーラーパネル(Solar Panel)とは、太陽の光エネルギーを熱や電気エネルギーに変換するパネルのこと。一般に熱エネルギーに変換するソーラーパネルは太陽熱温水器などに利用され、光エネルギーに変換するパネルは太陽光発電システムなどに利用される。
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炭素クレジット

炭素クレジット(たんそくれじっと:Carbon Credit)とは、先進国の間で取引可能な温室効果ガスの削減量証明のこと。自国の排出削減だけでの削減しきれないCO2等の温室効果ガスについては、排出枠を余らせている国からその分を買い取ることができる。この排出量はクレジットとして取引可能となっている。
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アスベスト

アスベスト(Asbestos)とは、石綿のこと。ちなみにアスベストという発音はオランダ語で、英語で発音するときはアスベストスとなる。非常に細かい繊維質の鉱物であるい、耐久性・耐熱性・耐薬品性・絶縁性などの特徴がある上、安価なため建築を中心に様々な用途で利用されてきた。
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アジェンダ21

アジェンダ21とは、1992年のリオデジャネイロで開かれた地球サミットにおいて採択された文書のこと。21世紀への課題という意味。21世紀に向けて持続可能な人類の行動計画として世界の環境政策、環境への取り組みの指標とされている。
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アースデイ

アースデイ(Earth Day)とは、アメリカの環境活動家ネルソンが提言したものとされており、4月22日がこれにあたる。アメリカにおいて環境保護局が作られるきっかけとも言われている。日本でも市民団体、自治体レベルでも毎年様々な活動が行われている。
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