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屋上緑化
環境ビジネス用語辞典
屋上緑化(おくじょうりょくか)とは、建物の断熱性向上や都市部におけるヒートアイランド現象の予防・緩和のために、屋根・屋上に植物を植えて緑化することを指す。また、似たものに、壁面(外壁)を緑化する壁面緑化といものもある。
ただし、屋上緑化といっても簡単なものではなく、「防水対策」「防根対策(植物の根は強い)」「給水の確保」「十分な排水性」「軽量化」などの対策が必要となる。
単に土を盛って植物を植えるという単純なものではない。例えば、防水シートが無ければ水が建物の躯体を痛めることになるし、植物の根に対する対策が無ければ防水シートを突き破って建物躯体を痛める可能性もある。
さらに、土や植物を屋上に盛るということは重量面で負荷を掛けることになるので、設計上問題が生じることもある。
基本的に屋上緑化を実施する場合には専門家へと依頼をおこなうべきである。
なお、屋上緑化については各自治体から助成金や補助金、各種優遇措置などがとられている場合がある。
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