環境ビジネス用語辞典

環境ビジネス用語辞典

2010年5月

2010年5月に関する用語の一覧ページです。

環境ビジネス用語辞典

  

エコロジカルフットプリント

エコロジカルフットプリント(ecological footprint)とは、人間の経済活動等が環境に与える付加を、その行為により消費された資源の再生産、廃棄物の浄化・処理に必要な面積を、人口で割ったもの。人が生活をする上で必要な陸地や水域の面積を示す。
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食料自給率

食料自給率(しょくりょうじきゅうりつ)とは、国内で消費されている食料のうち、その消費量に対して国内でどれだけまかなわれているかを割合で示す指標のこと。大きくカロリーベースの食料自給率と、生産額ベースのものがある。
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逆浸透膜

逆浸透膜(ぎゃくしんとうまく:Reverse Osmosis Membrane:RO膜)とは、水を通し水以外の不純物は通さない性質を持つ膜のこと。こうした性質を利用して海水に含まれている不純物(塩分など)を取り除く海水淡水化などに使われる。
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仮想水

仮想水(かそうみず)とは、農作物などの生産によって消費した水を数値化したもの。たとえば大豆を輸入した場合、その大豆の生産に使った水を、水を輸入したものとして数値化し、見える化したもの。詳細は「バーチャルウォーター」の項目で解説。
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バーチャルウォーター

バーチャルウォーター(Virtual Water)とは、農作物や畜産物などの生産のために使用した水の量をこうした畜産物の輸出入に伴い、それが売買されていると考えたもの。仮想水とも呼ばれる。たとえば、とうもろこしを1kg作るには、おおよそ1.9tもの水が必要であるとされる。そのため、小麦を10kg輸入した場合は19tのバーチャルウォーターを輸入したことになる。
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海水淡水化

海水淡水化(かいすいたんすいか)とは、海水に含まれている塩分等を取り除いて、人が飲める淡水にすること。地球は水の惑星と呼ばれるが、人が淡水として使用できるのは水全体の0.01%に過ぎない。人口の増加や水環境の悪化などにり人一人が使用できる水の量は減少している。
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硫酸ミスト

硫酸ミスト(りゅうさんみすと)とは、大気中に放出された硫黄酸化物が水分として結びついたもの。酸性雨の原因のひとつとされる。
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硫黄酸化物

硫黄酸化物(いおうさんかぶつ)とは、硫黄が酸化した物質の総称。一般には、一酸化硫黄(SO)、三酸化二硫黄(S2O3)、二酸化硫黄(SO2)、三酸化硫黄(SO3)、七酸化二硫黄(S2O7)、四酸化硫黄(SO4)が代表的。まとめて、SOxとも呼ばれる。
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アオコ

アオコとは、富栄養化の進んだ湖や沼で初夏~秋にかけて藻類が異常に繁殖することで、水が緑色に変わってしまうことをさす。まるで緑のペンキを流したようになることもある。アオコが発生すると、水の透明度が下がり、それにより日光がさえぎられ藻類が死滅し腐臭を放ったり、有害な化学物質が作られることもある。
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ペアガラス

ペアガラス(Pair Glass)とは、二枚のガラス板を組み合わせて一枚のガラスにしたもの。ガラスとガラスの間には空気やガス、真空などになっている。一般的にこうしたガラスのことをペアガラスと呼ぶことが多いが、この名称は旭硝子の商標であり、商品ジャンルをさす場合には「複層ガラス」という。
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