環境ビジネス用語辞典

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炭素循環

炭素循環(たんそじゅんかん)とは、炭素サイクルとも呼ばれる。地球上に存在している炭素が、生物圏、岩石圏、水圏、大気圏の間を循環していくサイクルの事を指す。温室効果ガスである「二酸化炭素」などと絡めて議論される。

生物の呼吸や化石燃料の燃焼などによってCo2が大気に放出される。こうした炭素は植物が光合成によって吸収し、また海洋(海)も大気中の数十倍もの炭素を蓄えている。また、化石燃料についても太古に吸収された炭素が堆積されたものである。

このように地球上に存在する炭素は絶えず循環を繰り返している。一方で近年地球温暖化として問題になっているのは、人間の経済活動等によって炭素の排出量が増加する事で、自然界の炭素循環の吸収量を越える二酸化炭素が排出される。それで大気中のCO2濃度が増加し温暖化が進んでいるといわれている。

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