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京都議定書の2012年までに温室効果ガスをー6 …

チャレンジ25 に関するQ&Aを掲載しています。

環境ビジネスQA

  
2011年11月05日 Q.質問
京都議定書の2012年までに温室効果ガスをー6%削減するだったり、チャレンジ25の2020年までにー25%削減するというのはどちらも1990年比で削減目標を掲げているわけですが、何故1990年と比べるのですか?1990年に何かあったのでしょうか。詳しい方、よろしくおねがいします。
2011年11月12日 A.回答
東西ドイツ統一が1989年でしたっけね。少なくとも1990年時点では、まだ西ヨーロッパと東ヨーロッパには大きな隔たりがありました。技術的に立ち遅れていた東ヨーロッパの国々は公害対策も進まず、いわゆる温室効果ガスは排出し放題だった一面があるといいます。だから、現在のEUとしては、基準値を底上げしておけばその後の達成が無茶苦茶楽になる(そのうえ、国同士の融通も利くので無敵)。それで、なんのかんの言って1990年を譲らなかった。せいぜい「切りがよかった」という程度の理由しかつかない。それがわかっていたアメリカは「あまりに不公平」ということで一切認めず1997年(当時把握できる最も新しい年度を基準にすべきだと)だったかを主張していたのに押し切れなかった。EUは国数が多いから。それで、これには絶対に参加しないと決めています。そんなんで削減義務をつけられて達成できなかったらペナルティって。1970年代から二度のオイルショックを経験していた日本は、すでに省エネルギー対策の進展によって先進国ではまあ優等生で、劇的な削減は難しいんじゃないの、という状況だったのに、EUの提案にほいほい乗っちゃって、そればかりか2020年に-25%って。そりゃ拍手喝采を浴びますわ。EUと発展途上国にとっては、排出権取引でじゃんじゃんお金がもらえる道筋ができるんだから。そして、ただの想像ですが、-25%を表明した当時の鳩山首相のことですから、単に京都議定書の基準年が1990年だったというだけで、そりゃ比較対象はしやすいでしょうが、でも何も考えずに同じ1990年にしたんだな、という印象があります。
 
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