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代替エネルギーについて。 今、原子力のリスク …

エネルギー保存の法則 に関するQ&Aを掲載しています。

環境ビジネスQA

  
2011年05月21日 Q.質問
代替エネルギーについて。 今、原子力のリスクによってエネルギーに関心が寄せられています。 そこで、質問があります。違うところがあれば指摘をお願いします。 電気を例にとれば、エネルギー保存の法則により、 熱や落差(運動)エネルギーが姿を変えて電気エネルギーとして存在しているのでは? 火力の元は化石燃料であり、その化石は二酸化炭素を吸収した木が永い年月をかけて地球の圧力や地熱で出来上がったもので、 それを燃やし二酸化炭素を出して電気を得る。 つまり、二酸化炭素の量も地球レベルからすると変わらないのでは? 気温も猛暑の所もあれば極寒の所もある。 渇水の所もあれば大雨の所もある。 水力のダムも造り上げるまで相当のエネルギーを消費したはず。 充電電気自動車も二酸化炭素の排出元が違うだけで、決してクリーンとは言えないのでは? 上手く説明できませんでしたが、 よろしくご指摘をお願いいたします。
2011年05月22日 A.回答
エネルギーが変換される場所(例えば発電機の中)の小さな時空間だけで考えるとエネルギー保存則は常に成り立ちます。 しかし、地球環境全体で成り立つとは言えません。エネルギー保存則が成り立つには条件があります。閉じられた場、であるということです。 「閉じられた」というのはエネルギーや物質が出入りしないということです。 地球は厖大なエネルギーを太陽から受け取っています。そのエネルギー量は、人類が使っている全てのエネルギーの一万倍以上です。 その熱を、地球は宇宙に向かって排熱しています。排熱のバランスを取っているのが二酸化炭素です。 さらに言えば、太陽放射は地球が生まれた当時に比べて3割も強くなっているのです。原始の大気には二酸化炭素が大量にありました。当時の太陽放射は弱かったので、もしも二酸化炭素が今のように少なかったならば、海は凍りつき生命は生まれませんでした。 金星は地球と同じような大気組成を持っていました。原始には海もあったといわれています。しかし、太陽が放射を強め、海は干上がり今のような姿になったという説もあります。 地球は生命が生まれ、太陽が強まるに従い二酸化炭素を植物が吸収して温室効果を減らすことで気温を下げ、海が干上がるのを防いだとも考えられるのです。 石油や石炭は数億年もかけて生物と地球が地層の奥に閉じ込めたもので、太陽のエネルギーが形を変えたものといえます。その 数億年の蓄積を人類はあと100年もしないうちに使い果たしてしまおうとしています。 そしてさらに問題なのは、大気の二酸化炭素が増えたとき、気温がどこまで上がるのか。地球には気温が上がるとさらに自然界に蓄えられたメタンや二酸化炭素が放出されるという仕組みがあります。限界点を超えてしまうと、人為的な温室効果ガスゼロにしても、勝手に気温が上昇していき止まらなくなる可能性があります。 もしそうなってしまえば、地球は金星のようになってしまうでしょう。 ダム(水力発電)や風力や太陽光発電は、太陽のエネルギーを流用しているにしかすぎません。そのエネルギーは、人間が使わなくても熱として循環していきます。 ダムを造るエネルギーの数千倍ものエネルギーを得ることができます。 電気自動車についていえば、ひとつは効率の問題です。石油の火力発電からの電気を使ったとしても少なくても2倍効率がいいのです。効率がいい分、二酸化炭素を減らせます。 太陽光や風力などから発電した電気を使うとすれば、二酸化炭素はゼロです。現在でも、電力の半分は火力以外で発電していますので、電気自動車にすることで、二酸化炭素は大幅に減らせるのです。
 
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