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燃料電池車に関するQ&A・質問
燃料電池車 に関するQ&Aを掲載しています。
環境ビジネスQA
2010年01月10日
Q.質問
燃料電池車とハイブリッド車、天然ガス車では、どれが一番エコなのでしょうか?その他、市販されている車で、もっとエコな物はありますか?
2010年01月17日
A.回答
基本的な着目点としては、ライフサイクルでの評価をすべきというnaumanniさんを支持しますが、naumanniさんの主張である「販売価格が低コスト=ライフサイクルで低CO2だからエコ」 というのはいいすぎではないでしょうか。というのは、「低コスト=低CO2」がそれなりに正しいとしても、自動車メーカー(トヨタ、日産、VWなど)が関わっているのは資源採掘~生産の段階まで、あるいはそれらにくわえて、一部の地域でリサイクル段階が加わる程度なんですね。つまり、販売価格だけ見ていては、「資源採掘~生産までのCO2」しか見えず、「使用段階でのCO2」を見ることが出来ません。さらに、クルマの場合、上記で見えていない「使用段階でのCO2」がライフサイクルでの5割以上を占めてきます。「使用段階」が一番重要な部分なんです。よって、ライフサイクルに「低コスト=低CO2」の考え方を適用するとすれば、「販売価格」に、「使用段階でのエネルギー費」(ガソリン・電気・水素代など)を乗っけたうえで比較する必要があります。ところが、この「使用段階でのエネルギー費」に問題があります。というのは、例えば一般に普及していない燃料電池車は、水素の量産化ができていないため、ここに「普及したときの水素価格はどうなる?」といった別のファクターがはいってくるからなんです。電気自動車も、日産の大量生産が整うまでは、コスト比較は厳しいと思われます。(使用時の一部と見なされるべきバッテリーの量産体制がまだ足りないため、普及時の価格がまだわからない)ということで、コストで比較するのではなく、正当にライフサイクルCO2で比較すべきだと思います。とはいえ、まだ各社から比較可能な値でEVやHEVのデータがでていませんので、下記のNEDOの資料をベースにお伝えします。http://www.nedo.go.jp/informations/events/200623/23_10_2.pdf ←最後のページここに、さきほど私のお伝えした、「資源採掘~生産」のCO2と、「走行中(wtw)」でのCO2が、それぞれ下記のページに代表的に掲載されています。これからいくと、CO2の点で上記4つの選択肢をならべると、(10万km走行時。HEVはGV比燃料半減、EVはコミューター/一般型、FCVは都市ガス改質とする)■1番エコなのがEV■次にHEV■その次にFCV■最後に一般のガソリン車となりますね。天然ガス車は、あんまり一般ガソリン車と変わらない気がしますが、上記資料にデータがないので何とも言えません。ちなみに、これはCO2のみをきりとってエコとしていますが、yamamoto device さんのおっしゃるように、何をもってエコというかで結果は変わってきます。NOxかもしれないし、酸性化かもしれない。また、自動車は資源(材料)をどれだけ使用するのか、というのも大事な視点でしょう。FCVなどは、貴重なPtなどを大量に使いますし、一般のクルマも、1台で1tを越える資源を使うわけです。ということで、このあたりのエコ指標たちの統合化には価値観の違いもあるでしょうからなんともいいませんが、あまり業界的な意見の相違がなさそうな「学生さんの資料」を添付します。うまくやっているように見えます。http://www.yc.tcu.ac.jp/~itsubo-lab/Research/report/cs2006-a.pdf
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