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省エネルギー対策等級

省エネルギー対策等級とは、品確法により定められている住宅に関する省エネ基準をどの程度満たしているのかを示す等級のこと。熱損失係数(Q値)、夏季日射取得係数(μ値)、結露防止対策により決定される。等級が高い住宅ほどより住宅の断熱性が高いと評価される。

熱損失係数(Q値)
Q値が低いほど、熱が逃げにくい住宅ということで省エネ性が高いとみなされる。等級計算においては地域区分によって等級が異なる。寒冷地ほど厳しく評価される。

夏季日射取得係数(μ値)
小さいほど、夏場の日射が入りづらく冷房効率が高くなる。こちらも地域区分により等級が異なるが、熱損失係数ほど差は大きくない。

結露防止対策
防湿層の設置や通気層の設置などにより評価される。


省エネルギー対策等級は上記3つの対策の内、もっとも性能が低い等級により決定される。そのため、どんなに結露防止対策がされていても、熱損失係数が高い場合は等級は低く評価されてしまうので注意。

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