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最近TVのCMで都市ガスを用いて燃料電池で発電 …

変換効率(太陽電池) に関するQ&Aを掲載しています。

環境ビジネスQA

  
2009年10月03日 Q.質問
最近TVのCMで都市ガスを用いて燃料電池で発電するものが出ていますが、これって、エネルギーの変換効率の観点から言うと無駄なのではないでしょうか?原子力、火力、水力で発電した電気を家庭に送電したり、家庭で太陽電池や風力発電で発電するほうが省エネやCO2削減に貢献すると思うのです。都市ガスの製造過程でエネルギーを使いその変換効率とさらに燃料電池の変換効率の積でしか変換効率は出ないと単純に思えるのです。都市ガス(プロパンがあるのかは知りませんが)から燃料電池で発電することは本当に省エネにつながるのでしょうか?CMを見るたびに疑問に思えてしまいます。教えてください。
2009年10月03日 A.回答
都市ガスの製造には、あまりエネルギーは必要ありません。液化天然ガスと都市ガスの成分はほとんど同じです。つまり、液化天然ガスを成分調整(ガス漏れがわかるように臭いのきついガスを混合)し、各家庭に送っているだけです。発電用の天然ガスもタンカーで運んできますから、入手までは火力発電と同じです。都市ガス、天然ガスの主成分はメタンです。発電効率は、火力発電とあまり変わりません。40%程度。値段で見ると、東京電力の場合、基本料金を含まずに約20円/kwhになります。1m3は、メタン44.6mol 、メタンの燃焼熱は、890kJ/molなので、電気への変換効率を40%とすると356kJ/molの電力が得られます。1m3では、356×44.6=15788.6kJ kwhに換算すると4.4kwhになります。東京ガスのガス料金は、152円/m3です。152/4.4=34.5円/kwhしたがって、都市ガスの燃料電池の場合、電力だけだと1.5倍のコストがかかります。燃料電池の場合、電気に変換されないエネルギーは熱エネルギーになります。(890-356)×44.6=23820kJ/m3の熱エネルギーが得られます。このうち50%を炊事やお風呂、冬の暖房に利用したとすると11900kJ になります。11900/890=13.38 mol分の都市ガスが節約できます。金額にすると153×13.38/44.6=46円/m3 ガスが節約できます。152-46=106円/m3で計算しなおすと106/4.4=24円/kwhかなり電気料金に近くなりましたが、都市ガスでは、電力会社から買ったほうが良さそうですね。
 
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