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フェアトレードに関するQ&A・質問
フェアトレード に関するQ&Aを掲載しています。
環境ビジネスQA
2008年10月01日
Q.質問
知人がフェアトレードという仕事に携わってます。知人に直接は質問しにくいので、ここで質問させてください。フェアトレードと聞いて、私が想像することは一方にはアンフェアな商取引があるといいたげではないかということです。フェアトレード側の意見に従えば、日本企業の大半はこの範疇にに入ってしまいます。また、少しでも安く食料品を買おうとする主婦もアンフェアということになります。皆さんの考えをお聞かせください。異論も同論もwelcomeです。
2008年10月02日
A.回答
フェアトレード(運動)が指摘する課題は2つあると思います。1つ目は2番目の回答者の方が指摘する、生産者から最終消費者に渡るまでの業者が(仲介業者・貿易会社・メーカー・小売店など)過大と言われる利潤をあげていこと。2つ目はは最初の回答者の方が指摘する、生産者が充分利潤を上げられずに継続して再生産できないこと(例えばコーヒー豆の生産で食べていかれないこと)です。1つ目については、何%が適正利潤かというのは、個人やその企業によって考え方が違うのでここでは論じません。2つ目の課題について私の意見を述べたいと思います。フェアトレードの考え方には賛成です。現在の世界では主に市場原理(需要と供給)によって価格が決まります。フェアトレードの価格は、生産コストにきちんと利潤を乗せて設定されるので、価格操作や恣意的価格の側面があります。一方特に農産品などの1次産品の場合、完全な市場原理かというとそういうわけでもなく、特に先進国を中心に関税や助成金等があり、ある程度生産者が保護されるようになっています。フェアトレードで保護する必要がある生産者の国は、様々な理由(大国や大会社の搾取も1因でしょう)から生産者を保護することができないので、生産者が再生産できないほど疲弊するのだと思います。その国が保護できないのであれば、それを最終消費者もしくはそれに近い会社が保護してはという考え方には賛成します。ただそれによって、そのフェアトレード商品の価格が高くなるので、それを受け入れるかどうかは個人の意思だとも考えます。いい・悪いではありません。その意味では、質問者さんがおっしゃる、フェアな商取引があればアンフェアな取引があるのでは という意見にはちょっと賛同できません。フェア・アンフェアにはどうしてもいい・悪いの意味が付きまといます。フェアトレードはそういう名称を使っているだけで、もしかするとアンフェアかもしれません。そのことはここでは論じませんが、フェアトレードに賛同するか、その商品を購入するかは、あくまでも個人の意思(選択)だと考えます。フェアトレードのもう一方にアンフェアトレードがあるとは思いません。
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