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またサミットで温暖化対策が先送りに・・・。 …

低炭素社会 に関するQ&Aを掲載しています。

環境ビジネスQA

  
2008年07月07日 Q.質問
またサミットで温暖化対策が先送りに・・・。日本はどうする?「2050年に温室効果ガスの世界全体の排出量を半減」の長期目標の基準年について、決着が先送りされると報道がありましたが、基準年をどうするという程度の問題でモメていてどうするの? と思います。他国に期待するより、まず先に日本が超低炭素社会を実現してしまって、世界に模範を示せばいいと思うのですが、どうでしょうか。そうすれば日本にも今までと全く違う産業が生まれて、経済も活性化すると思うのですが。
2008年07月14日 A.回答
超低炭素社会を実現するのは賛成です。しかし世界に模範を示せばいいと言う考えは、非常に危険です。温室効果ガスは人類共通の大問題ですが、国家としては温暖化対策によって引き起こされる経済の停滞が、どれだけ恐ろしい問題を引き起こすか、冷静に利益考証する必要があります。 食糧問題・エネルギー問題を国単位で解決する手段は、特に日本の様に輸入に依存せざるを得ない場合、経済力によってです。今目の前にある危機は温暖化ガスではなく、エネルギーと食糧の確保です。温室効果ガスも怖いが、経済の停滞はこの国では破綻と同義語ですよ。その予防策として超低炭素社会の実現は望ましいものですが、経済に足枷をし、マイナス成長に陥るならば絶対に避けなければなりません。基準年をどうするかは経済成長に直結する事ですから、日本も安易な妥協をするべきではありません。国家の話し合いは、国益の為に行なわれるべきものです。 ですから、各国代表も本音をいうならば、自分は我慢したくないけど他の人が自粛してくれればありがたい、って事です。人類共通の大問題といえども、国益を無視して人類の未来を選択する事が、果たして最良の決断でしょうか?私は質問者様同様、世界の未来を憂いてはおりますが、目的実現の為に日本を犠牲にするのを許せません。日本の未来は、低炭素社会実現の為の商品・サービスの開発にあるという考えは、私も全く同感です。安易な偽善によって負担する排出権取引を、低炭素社会化への研究開発費に充当する事が、本来の国家の仕事ではなかったんでしょうか?
 
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